治療を受けた当日の入浴の可否については
症状によって可能な場合と出来れば控えて頂きたい場合があります。
程度の軽い肩こりや腰痛の場合や
定期的に通ってコンディションを維持するために施術を受けていらっしゃる場合は、
施術当日の入浴は可能です。
ただし、治療後の身体は
血行がよくなってたり、副交感神経優位のリラックスモードになっていますので
必要以上の長湯は控えて下さい。
いつもより気持ち短めの入浴がおススメです。
受傷(発症)直後の炎症がある場合は
充分な注意が必要です。
ぎっくり腰や寝違えに代表される急性の痛みや
四十肩、五十肩などの自発痛(動かさなくても痛みがある、夜寝ると患部がジンジン痛む)がある場合は
患部で炎症を起こし、熱が発生していますので
その熱の発生を入浴によって助長する可能性があります。
特に施術当日の入浴は避けて下さい。
目安としては、当院で治療の際にアイシングで患部を冷やす処置を受けたり
赤外線による温熱療法で患部を暖める事を
行わなかったときがそれに当たると思います。
また、鍼治療の後の入浴で感染症の不安を相談される方もいらっしゃいますが
注射針と異なり非常に細い鍼を使用していますので
(鍼治療により出来た身体の表面の傷は数時間で塞がると言われています。)
鍼治療の直後で無ければ(数時間経過後ならば)問題はありません。
衛生面や仕事柄お風呂に入り清潔な状態を維持する事が望ましい方は
シャワーなどでできるだけ患部を温めないようにして下さい。
いずれにせよ、
症状と、生活様式で若干の変化はありますので
お気軽にお尋ね下さい。
患者さんの状態にあわせたアドバイスをさせて頂きます。
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