怪我、痛みからの回復 正しい取捨選択を行う事の大切さ
昨年右肘を手術したアメリカ大リーグのエンゼルス大谷翔平選手が
今年は二刀流を封印して打者一本で行くとして幸先の良い再スタートを切りました
二刀流を目指していた大谷選手が,二刀流を封印しまずは打者で大リーグ復帰を目指すという選択
非常に素晴らしいことであり、学ぶところが多いと思います
(もちろん、大谷選手の肘ではなく私の肘です)
問題が起こった肘
そこに対して手術という治療を行い
リハビリの過程でやるべきこと,選択すべきこと,やってはいけないこと
これらのことを熟考して決めたのは、まずは打者としての復帰を目指すという道だと思います
このように回復のプロセスで様々な選択をするということは
一般の方たちの腰痛やぎっくり腰四十肩などでも同じであり
非常に参考になると思います
例えば一般的に痛みがあるときは患部に炎症が起こっています
まずその炎症を抑えることが大切です
(もちろん程度により痛みの原因には大きな差があります)
特にこの時期は安静が一番大切で
このタイミングで、良かれと思ってストレッチや、腰痛予防、肩こり予防などの体操を行って
悪化させる方が非常に多いです
そしてその後に日常の生活を見直して
患部に負担をかけていることををピックアップして
その中で日常の生活から取り除くことができるような行動動作を
出来る範囲で改めて患部をかばっていくことが大切だと思います
その後,痛めた患部が回復していくタイミングになったら
改めてその都度都度でやっていくべきことやってはいけないことを見直していきましょう
これが完治への近道になります
この際に大切なことは、正しい知識で取捨選択を行うということ
あるいはリハビリ的なプログラムを正しく理解して行うということです
大谷選手の話に戻りますが
彼が肘に違和感を感じ手術を決断するその過程においても
打者としてまずは再スタートを切ったことも
今後、どのようにして二刀流に挑戦していくかも
多くの専門家たちによるサポートの中で行われていくものだと思います
我々のように一般の人たちが怪我や痛みに襲われた時であっても
ある程度は専門的な知識で正しいアドバイスをしてくれる人を頼った方が
最終的には良い結果が生まれると思います
今は情報が簡単に手に入る時代になっていますが
その情報が正しいか正しくないのか自分に合っているのかっていないのか
それを自分で判断するのは非常に難しいと思います
是非信頼できる 相談相手というものを見つけていただきたいと思います