先日、この春亡くなった父が夢に出てきました
夢に出てきた父の様子は、すでに認知症を患っている時期の父で
私と大喧嘩をしながら、私に厳しい言葉でなじられている
認知症が進行し、介護のお世話になっていた父の晩年
自分の置かれている状況をうまく理解できずに
家族や施設の肩の伝える言葉上手く理解してもらえず
お互いに随分と汚い言葉でなじりあっていた
目が覚めると、いろいろな思いが頭をめぐる
認知症の症状には波があるので
優しい父のまま普通に接してくれる時もありましたが
父が魂が別の人間の魂に置き換わってしまったような
気持ちになったことも何度もありました
短期記憶はすぐになくなってしまうとはいえ
随分と辛く苦しく悲しい日々を過ごしていた事と思います
そして、父が亡くなって半年が過ぎ
父を大いに苦しめていた「父の認知症」という病は
父の命とともに消え去ったのだが
認知症は時としてこのように
残された家族を苦しめることがあるんのだなぁと
しみじみ思いました
「認知症」にも様々なタイプがあり
症状や、治療アプローチも種々様々で
「認知症」と言う大きな言葉だけで話を進める事は
決して正しくはないとは思いますが
家族で寿命と認知症に向き合った時間には変わりありません
認知症を劇的に改善する治療法は未だ発見されていないようですが
認知症を予防するように適度な負荷を脳に与え続けるような
日常の生活習慣大切にして
私自身が認知症にかからないようにしていきたいと思いますし
身近にいる多くの方々も
そのような生活を意識して日々を送っていただき
認知症にかかる方が少なくなってくれればいいなと思います
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