先日愛用の包丁が折れてしまいました
「形あるものは必ず壊れる」と言う言葉が頭の中をぐるぐると回り始める
「平家物語」で描かれている諸行無常の概念を表す仏教の教えの様です
(あんまり詳しくは知らないけど)
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり・・・
母が大切に使い、私が引き継いだとても大切にしていた包丁なので早速修理をお願いしましたが
「形あるものは必ず壊れる」と言う言葉が頭の中を駆け巡り、耳から離れず・・・
「形」とは何だろう
「形あるもの」とは一体何が「ある」というのだろうか?
「存在」とは「壊れる」とは?
壊れたら存在が無になってしまうのだろうか?
人の生き様で考えれば
人は「命」と言うひとつの「形」を持って生まれそして暮らし
人は必ず死を迎えるということを言っているのか?
この包丁は壊れてしまったが人の手を借りて修復されて私の手に戻ってくる
それは「病」を患い、それが治るということなのか?
治る病気と治らない病気があるけれども
治る病気ならが壊れていないということなのか
じゃあ、「死」とは?「生命」とは?「有」と「無」とは?
「時間」と「永遠」って一体何なんだろう???
そんな難しいことが頭の中を勝手にぐるぐると回って
自分の生き方や仕事の本質を 見直すことを求められているような気がするが
たいした脳みそを持ち合わせている訳じゃないので
悩んでも仕方ないのだ(笑)
ただ、去年は色々と大変なことも多かったので
節分をひかえた今、このように思うということは
今年は、大切なことを考える時期に来ているのかなと思います
改めて、今年も一年良い年になりますように!
からだのしくみ工房 石塚鍼灸整体治療院
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