サポーターの役割は関節の動きの不安定要素を取り除き支えてあげること
先日膝の治療をさせていただいた患者さん
(整形外科ではサポーターやテーピング等はしてはいけないと言われていたそうですが)
当院で治療を受けて ひざ関節をかばって安定させるためのサポーターを処方して
使用方法レクチャーして帰って頂いたところ
患者さんから当日の夜に連絡があり非常に楽になったそうです
「明日からはもっときっちり締めてあげれば楽になりそうな気がします」という内容だったので
慌てて私からも
「ひざ関節に大きな問題があるわけではないのでそんなにギッチギチに締める必要はありません
通常の歩行や時あるいは車や自転車の運転などではひざ関節力学的には大きな力がかからないし
(この患者さんの場合は)同じ姿勢や動作を終日繰り返しているわけでもないので緩めに締めた状態で今の痛みを生み出している負担をかけている方向の動きを押さえ込むだけで十分効果がありますよ」
とお伝えしました
もちろん、関節の障害の程度にもよるのですが
あくまでもサポーターは関節を支えてあげて負担を軽減するものであり固定するためのものではありません
あまり極端に締め付けて、固定をしてしまうと逆に痛みが発生したり治癒するのが遅くなる可能性もあります
十分に注意をして専門家の指示を仰ぎながら使用してください
からだのしくみ工房 石塚鍼灸整体治療院
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