子どものスポーツ障害
先日の定休日に
録画していたドラマ「ドラゴン桜」第二回を見ていました
バドミントンで大学推薦進学を目指す生徒
その膝は傷を負い悲鳴を上げていても誰にも相談することが出来ずにいた様子
結局大事な試合で膝が限界を超えてしまい推薦を受けられずに人生の目標を見失うことに
その生徒の怪我を知りながら、負担をかけ続け選手生命を脅かすような症状に悪化させ
(怪我のある選手を送り込むより、怪我をしていない選手を送り込むことがコーチとしての評価を上げるのだろう)
他の生徒を推薦で大学に送り込もうとするコーチ
果たせなかったオリンピック出場という夢を子供に押し付けて
(親のエゴとも言えなくもないけど、エゴの押し付けだけでスポーツの結果は出せないから微妙かな?)
結果、わが子の心も身体も傷つけてしまう両親
もちろんドラマなので脚色されてはいるのだろうけれど
ジュニアスポーツの闇と言うか、危険さが凝縮されている気がした
ジュニアスポーツに限らず
スポーツ障害で不自由な生活をしている人多く見てきている
スポーツには良い指導者と選手を支える家族そして本人の才能と努力が大切だが
それらを完璧にそろえるのは容易ではない
部活動やクラブチームは数年間の付き合いでしかない
スポーツで上を目指すなら所属は短期間で次から次へとステップアップしていく
本当に選手を守り、伸ばし成長させるためには
短期的な目線では無理があるし、自分の無念さを投影していては冷静な判断は出来ない
正しい知識と冷静な判断力で環境を整えることのできる
家族と言うチームを力を合わせて作れないと厳しいんじゃないかと思う
全国大会で優勝してスポーツ推薦で強豪校に行くこと、
全国大会で優勝する事
実業団に入る事やプロになる事がゴールではないと思う
それぞれの場所で愛するスポーツとともに過ごし
どのように結果を残すのか?そしてどのような人生を歩むのか?
そんな遠いゴールをしっかりと見据えて
長い旅を共に支えて励ましあうことができるのは家族じゃないかと思った
本当なら大人が守ってあげられたはずなのに、スポーツ障害の後遺症で苦しむような若者が無くなることを祈っています