電池切れとなり放置していたお気に入りの腕時計
何度目の電池切れだろう?????
今まではクリーニング屋さんで時計の電池交換を数百円でしてくれていたのですが
現在はその業務をやめてしまったらしく
近所の時計屋さんで聞いてもこのタイプの腕時計の電池交換はしていないといわれてしまい
数ヶ月の放置と言う結果になってしまいました
電池交換自体は単純な作業なので、しかたなく自分で交換する事を決意
ようやく暇を見つけて電池交換となりました。
ようやく時計の裏蓋を開けて、電池交換して
腕時計の中身を眺めてみると・・・・・
電池交換なんて簡単だと
気軽に交換した時計の事を何も知らないんだなと言う事に気が付きました。
なんとなくは解ってるけど
何で正確に時を刻むのか?どこがどう働いて時間を表示しているのか?
機械式でもない私の時計は、いくら眺めてもその理屈は全くわからない・・・・・
人間の身体は簡単に交換できるものは極めて少ないけど
人間の身体も同じなのかな???
肩こりの患者さん
肩こりを和らげる事はできても
痛めている原因までは直接見ることは出来ない。
ぎっくり腰の患者さん
痛みを減らして快適にすることは出来ても
痛めている場所を直接確認する事は出来ない。
問診、触診、整形外科的テスト、神経学的テスト
患者さんの歩き方や、しゃべり方も大きなヒントになる事がある。
いろいろあるけど、そこから得られた情報を総合して判断してアプローチしていくのが
診断力であり、治療の技術
医師だって、生きている人間の身体の中身の全てを見ることが出来るわけではない・・・・
本当はわかっていない・・・・・
その事を謙虚に受け止めて
患者さんの痛みと向き合ってベストを尽くす事が大切なのかなぁ
そんな事を電池交換しながら考えました。
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