健康食品は薬じゃありませんとは言ってるんだけど

小林製薬の機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取された方において、腎疾患等が発生したとの報告された件に関して

健康食品に関するいろいろな雑感を述べてみたいと思います

完全な原因究明には至っていないですし

お亡くなりになられた方もいらっしゃるようなので

軽々しい事を憶測で言う事は出来ないのですが

健康食品というジャンルの闇を感じてしまいます

報道で紹介される愛用者の言葉から感じるのは

これら健康食品を薬あるいは薬を後押しするもののように思って

摂取している様子が伝わってきます

そして機能性表示食品は法律により

疾病の診断、治療、予防を目的としたものでは無く疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品では無い事を明記してありますし

当然薬ではないので

効果効能を謳う事は絶対に出来ないのですが・・・

多くの健康食品、サプリメント等は

マーケティングではいかにも効果がありそうなイメージを醸し出しています

これが行き過ぎたケースに関しては今回述べませんが

自分自身の身体に起こった病変にどのようなアプローチをするかは

当然、ご本人の意思で決められるべきですし当然の権利でもあります

(家族としての気持ちと言うのも痛いほどわかりますし異論もあると思います)

病気の治療に標準的な医療を選択したのであれば

セカンドオピニオンも含めて医師との意見交換を大切にして

しっかり治療と向き合っていただきたいと思います

世の中に知られていない効果的な新たな成分が発見されているのであれば

きっと薬になっているでしょうしあるいはすでに研究が進んでいることでしょう

もしかしたら、いま飲んでる薬の生い立ちが

気になる健康食品の成分の働きから始まっているかもしれませんし

逆に、効果的な成分といわれても

飲んでも患部に届かない(経口摂取しても吸収出来無い)とか

試験管での試験では効果があるけど、人体内では効果が出ない性質なのかもしれません

(いわゆる机上の空論的な感じですかね)

私は健康食品に効果を感じたことはほとんどないので

効果効能を求めるのは無駄だと思っています

あくまでも健康「食品」は「治療薬」ではありませんので

このような健康食品はお守りや血液型占い等と同じようなものと考えるのが良いのでは無いかと思います

もちろん心の支えになることは否定しませんし場合によっては効果的に作用することもあると思いますが

あまり深入りしすぎないのが良いようのではないかなと思います

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