揉みほぐしの強さは程々で十分です
凝り固まった筋肉をほぐそうとしている時に
「痛みが強いほど効果がある」と勘違いしていて
歯を食いしばって我慢してしまう患者さんがたまにいらっしゃいます
皆さんの凝り固まった筋肉をほぐすために
色々な技術を使ってアプローチをしていますが
もしも患者さんが苦痛であると感じる痛みがあったならば
筋肉は(というか人間の体は)攻撃を受けていると勘違いをしてしまい
筋肉を固めて刺激をブロックしようとします
結果として筋肉は逆に硬くなってしまう場合があります
筋肉をもみほぐす時の刺激というのはほどほどの刺激がいいと言われています
私は治療中に患者さんに揉みほぐす強さの基準を伝える時に
「痛気持ち良いまでだったらオッケーですが、それ以上の痛みが増すような状況だったら力加減をしますので伝えてください」
とお伝えしています
日本には「良薬口に苦し」と言う諺があるように
痛みを我慢した方がより早く自分の辛さから解放されると考える文化が
まだまだ根強く残っているようです
痛気持ちいいを超えて痛みを我慢するような治療を受けた場合は
強くもみほぐされてている場合もありますので(揉み返しで苦しむ可能性もあります)
すぐその場で担当のセラピストに伝えて力加減を調整してもらってください
からだのしくみ工房 石塚鍼灸整体治療院
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腰痛専門ページ
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