患者さんからインフルエンザにやられちゃった！といった話が聞かれなくなりましたが
猛威を振るっていたインフルエンザが若干落ち着いてきたのでしょうか？
とはいえ、インフルエンザやノロウィルスの相談も患者さんから受ける事がよくあるので
今日は専門の肩こりや腰痛の話では無く、
感染した場合、インフルエンザより危険度が高いと思われる「ノロウィルス」のお話です。
インフルエンザと並んで注意が必要な感染症がノロウィルス
病院や介護関係にお勤めの方は職場で十分な知識の基づき
しっかり対策をしていらっしゃると思いますが
病院や介護施設に家族がいるので送り迎えに行くという方や
学校に通うお子さんのいらっしゃる家庭は
感染してしまう可能性がありますのでご注意下さい。
ノロウィルスには消毒用アルコールや中性洗剤、石鹸等は効果が無いそうです。
消毒は、次亜塩素酸ナトリウム（ハイター）が有効なのですが
日常的な感染予防のための消毒に
次亜塩素酸ナトリウム（ハイター）を使用するのは現実的ではありませんので
外出から帰ったときなどは十分な手洗いで
（二度洗い、パーパータオルの使用を推奨）
感染防止に留意して下さいね。
やっぱりそこかよ・・・・と思う方も多いと思いますが
しっかりとした手洗いが感染防止の基本中の基本になりますので、ご容赦下さい。
不幸にもご家族や身近な方に感染者が出た場合は
当然病院等から指示があると思いますが
十分な消毒を改めて行って二次感染を防いで下さい。
参考までに、次亜塩素酸ナトリウム（ハイター）で行う消毒の例は
嘔吐したトイレは、10 倍に希釈して、
ドアノブ、便器、蛇口、水洗レバー等、思い当たる所は拭いてください。
その後、30 分位たってから雑巾で水拭きして下さい。
嘔吐物がついた、衣類、タオル等は 50 倍に希釈した液に 30 分以上浸けて、
他の物と別にして洗濯してください。
といった感じのようです。
アルコールの消毒は万能のような印象がありますが
対象物によっては効果が少ないものもあります。
今朝はだいぶ寒さもゆるんで来ましたね！
基本の手洗いをしっかり行い
感染防止に心がけて残り少ない冬を乗り切りましょう！！！
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