昨日の朝の事でした
朝の支度をしている際
ズボンをはこうとしたときに
魔女の一撃を食らってしまいました
いわゆる「ぎっくり腰」というやつでございます
ポイント1
ぎっくり腰に限りませんが、ケガ等をした場合に
受傷直後はそのダメージの大きさはわからない
振り返れば・・・
先日の定休日に少し力仕事で負担をかけたのが
引き金になったしまったのかもしれません
私は、朝は比較的ゆっくりとしたくしながら過ごしているので
とりあえずは、受傷後数分以内に
消炎鎮痛剤の「ロキソニン」を服用し
「ボルタレン」の外用鎮痛消炎薬を貼りました
それと同時にコルセットで患部の固定を行い
引き続き朝の支度を行いながら
小さめのアイスパックをコルセットの間に挟み込み
10分ほどアイシングを行い出勤しました
ポイント2
初期対応のファーストエイドは早ければ早い程効果的に作用します
ぎっくり腰に限らずトラブル発生時は早めに施された正しい応急処置が
広がるダメージを低く抑え込んだり治癒までの期間を短縮する効果が期待できます
「やっちまった!」と思ったら
応急処置の優先順位を最大限あげましょう
仕事場に到着後
幸いにあまり忙しくなかったので
患者さんに迷惑をかけないようにしながら
雑務を含む仕事の優先順位を見直し
必要な仕事だけを優先して行うように調整して
出来るだけ患部の安静を維持し、さらにアイシングをもう一度行いながら過ごしました
お昼過ぎから夕方にかけて痛みが強くなってきましたが
日常の生活に大きな支障が出るようなダメージではなさそうで
あとは痛みが引くまでの期間が問題になりそうでした
ポイント3
受傷直後から患部の炎症は広がっていき
炎症が広がる状態は安静状態で24時間程度継続するといわれています
救急処置でいうところのR-ICE処理のうち
ぎっくり腰の場合処置可能なのは安静を維持する事とアイシング処置になりますので
(もちろんお風呂で温まるのは不可、入浴は避けるかシャワー程度が推奨されます)
早めに出来ることをしっかりと行うことが大切だと思われます
夜帰宅して食事を取る9時頃になると
それなりに症状は進んでいましたが動かなければ痛みが無いので
動き始めの痛みは結構のつらさだけれども
重症と言うほどでは無いなとひと安心できました
食事も手早く済ませシャワーも翌朝にし
さらにアイシングを行い早めに寝ることにしました
翌朝になると
起床時の痛みははまだあるものの
痛みがさらに進んでいることもなく
炎症の拡がり続けるといわれる受傷後24時間よりも
早めにピークを超えたのではないかと思いました
そのまま出勤し
様子を見ながらコルセットを着用し仕事をこなしていましたが
徐々に症状は安定し、痛みも引いてきて
動きやすくなってきているようです
今回私の腰痛を例に
受傷直後の対処法の一例をお伝えさせていただきました
私の場合は仕事柄様々な処置をすることにも慣れていますし
今回は幸いに手元に消炎鎮痛剤やシップ、コルセット等もあり
すぐに処置することも出来ましたました
ぎっくり腰に襲われた時の環境は人それぞれだと思いますが
その中で出来ることを見つけ出し、処置をすることで
ダメージが拡大するのを抑止し回復までの時間を短縮する事が
期待できる可能性がありますので
安静、消炎鎮痛剤、アイシング等々応急処置の要素は様々ありますが
出来る範囲で出来ることを見つけて行っていただきたいと思います
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