今年も 猛暑に襲われた日本列島、9月になってもまだまだ暑い日が続いてます
( 何年か前にもものすごい 猛暑の時がありましたがその翌年は通常の夏に戻った気がします)
私が去年から気になっていたのですが
大船の商店街で仕事をしていると気温が高くなり始める時期に
OS-1などに代表される経口補水液をたくさん抱えて歩いていらっしゃる 高齢者を見かけます
マスコミ各種や地域からの熱中症に対する注意喚起の呼びかけなどに触れて
予防のためにと OS 1などの経口補水液を購入し
熱中症予防の薬の摂取的な認識で定期的に飲んでいる人がいるように思えてなりません
通常 自宅内で過ごす時間の多いご高齢の方の場合は
発汗によって水分や 塩分などが失われるリスクよりも
エアコンを使わないことによる 高温 下での体温上昇による
重症の発症リスクの方が高いと思われます
(エアコンを使って適切な室温で過ごせば過剰な発汗も、異常な体温情報もなくなるのですが使いたがらない高齢者もいらっやると聞きます)
本来 経口補水液は脱水症のための食事療法(経口補水療法)に用いるもので
日常的な水分補給に用いられるものではありません
健康な体で日常的に経口補水液を過剰に摂取してしまうと
塩分をはじめとする 電解質の過剰摂取となってしまったり
糖分も含まれますので 糖分の過剰摂取になってしまう可能性もあります
私の個人的な意見ですが
あくまで通常の生活での熱中症の予防の一つの対策を考えるのであれば
(熱中症になってしまった場合は医療機関へ!)
積極的に野菜等を取るように改めて心がけ
朝に一杯程度の野菜ジュースを取りったり
日中に摂取する水分は出来るだけ冷たい飲み物を用意し
(カフェインには利尿作用があるので、ノンカフェインのものを選んでください)
身体を温めないように心がけてもらいたいと思います
(冷蔵庫にいざという時のために数本の経口補水液を冷やしておくというのは良いことだと思います)
そして 電気代がもったいないなどと言わずに
積極的にエアコンを利用していただきたいと思います
熱中症になってしまった場合に失うものは意外と知られていませんが大きい場合があり
最悪 命を落とす ケースだってあります
程度にもよりますが 入院することになれば
経済的にも 時間的にもかなりのものを失います
家族ばかりでなく、周りの人にもお世話になることが出てくるでしょう
重症の場合は今後の生活に影響を及ぼすような重篤な後遺症を引き起こすこともあります
ちなみにこのサイトに書いてある
https://enechange.jp/articles/air-conditioner-24h
「夏季に冷房を24時間つけっぱなしにした結果、消費電力量の合計は4,095Whとなりました。電気代は、126.94円」とのことでした
色々な条件で差が出てくると思いますが
今時のエアコンは消費電力も少なく 設計されているので
一般的な家庭での使用であれば 法外な 電気料金が のしかかってくるということもなさそうです
(実際私も、エアコンをかけて寝るのが苦手で寝るときはタイマーを2時間程度にしています)
一般の家庭で24時間 エアコンをつけて 百数十円であれば
毎日のように経口補水液を買って飲むよりも
快適で安上がりにすむのではないでしょうか?
とまあ 9月になった こんな時期に
猛暑の時の熱中症対策を振り返って記事にしても
あまり 需要はないと思うのですが
この記事が 来年の暑い盛りに またどこかで見てくれる人がいればと思いながら
今年の猛暑を振り返って この記事を書いています
からだのしくみ工房 石塚鍼灸整体治療院
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